ワーママmu記

なにかと過敏症なフルタイムワーママ。JTC。

ペットの避妊手術

※グロ注意


ペットの避妊手術にいってきた。
飼っているペットは子宮疾患がとても多い動物なので、メスは避妊手術をすることが「良い飼い方の基本」とされている。

でもこれ、
頭ではわかってても、なかなか感情が伴わない。

健康な体にメス…なかなか気が進まない。

ペットをかうことも
長生きさせたいことも
手術も
全てエゴなのはわかっている。

でも、避妊手術せずとも
病気になってから対処でいいと思っていた。


メスを飼うのは3匹目で、
今回は初めての手術。


なぜ今回は避妊手術をしたか。
おそらく、この子が最後のペットになるから
避妊手術でリスクを減らし
なるべく長く飼いたいと言う気持ちからだった。

それに何より、避妊手術がベーシックなことだというのも何年も考えて理解出来ていた。
はずだった。



手術の最中はそわそわした。
夕方に病院から電話があった

手術時間が押したこと
皮膚がとても薄くて裂けやすい体質ということ
手術は無事終わったこと


病院に行った。
検査結果やレントゲンをみて説明を受ける。

その後「切除したところを見ますか?」というので見せてもらった。
綺麗な色の子宮だった。
手のひらの半分くらいのサイズ。
ここに赤ちゃんが入るとかの説明をしてくれた。

ここまでまだペットとは会えていない。先に子宮と対面するとは。

その後はやっと対面。

毛はボサボサで目はうつろでボロボロにみえた。

お腹は毛が大きく剃られ、傷はとても大きく、かなり痛々しかった。


帰ってからは水も餌も食べない。
朝はあんなに元気いっぱいに走り回っていたのに。




本当にこんなことしてよかったのか?
ペットを飼うって、
よく考えたら、
病気予防で子宮を取るってなんだ??

何のために飼っててなんのためにこの子達生きてるんだろう。

この子のためにした手術のはずなのに、
意味がよくわからなくなってきてただただ目の前の子が辛そうで可哀想で。
あのきれいな子宮を思い出して
とんでもないことをしてしまったんじゃないかとおもった。

子宮をとらないとほぼ病気になってしまう動物なんて、そもそのペットにしちゃいけないんじゃないかな
なにかがおかしい。

手術をしてもらって初めてわかった。このペットを飼うことは想像以上にただのエゴだ。

犬猫は、人と暮らしてしあわせを感じるからいい。

うちの子はどうだろう。
違うと思う。
本当にエゴでしかないと思う。

動物はたくさん飼ったし
ペットショップの店員もやったレベルで好きだった。勉強もした。


ペットを飼うのがエゴで何が悪い、って思ってた。思ってる。

でも本当に今回は、してはいけないことに触れてしまった気がした。
何が正解かわからないし、正解はない。
覚悟なく手術してしまったことが1番良くなかったことかな




やっぱり、動物を飼うのはこれで最後だなと思った。

この子と、今いる家族たちを大切にして終わりにする。

子供がもしも飼いたいと言ったら応援はしたいけど、わたしがかうのはこの子で最後。

もう本当に懲りた。
ごめんなさい。覚悟もなかったのに手術して、辛い思いさせてごめんなさい。

その分長生きしようね。